小ネタです。最近のUEFI対応BIOSではなく、少し前のPCに対して、Windowsを素からインストールしたい場合、一番安全なのは USB DVDドライブから起動する事でした。しかし、DVDはメディアをDVD-Rに焼く必要があって面倒です。今回、Windows 10 Insider Previewを旧式のPCにインストールする際に、いい加減USBメモリからインストールしたいという欲求で、調べなおしたのでメモしておきます。
今頃か!という気も、自分でもするんですが (;´Д`)、以前はUSBメモリからブートさせてインストールをするには面倒な手順が必要で、DVD-Rメディアもそれほど高くなかったこともあり、必要に応じて焼き直して使っていたからです。
UNetbootinはダメ
UNetbootin allows you to create bootable Live USB drives for Ubuntu, Fedora, and other Linux distributions without burning a CD. It runs on Windows, Linux, and Mac OS X.
これは発想がちょっと面白く、Linux等のディストリビューションをダウンロードしてUSBにコピーするまでを、全部やってくれます。オプションとしてISOイメージをUSBにコピーする事も出来ます。残念ながら、サイトにはっきり書いてない通り、これを使ってWindowsのISOイメージからブート可能なUSBメモリを作る事は出来ませんでした(正常終了しますが、ブートしません)。
本命 Windows 7 USB/DVDダウンロードツール
CodePlexでソースコードも公開しています。また、日本語版もありますね。インストールして起動すると、ISOイメージを選択できます。今回はWindows 10 Insider Previewのx64版を選択。ちなみに、こちらで登録する事で、ダウンロードできます。
次に、インストール先のUSBメモリを選択します。まあ、スクリーンショットを見ての通り、何も難しい事はありません。
USBメモリはフォーマットされます。中身が必要な場合は、事前にバックアップしておきましょう。
と、このように、非常に簡単にUSBメモリでブートするWindowsメディアを用意出来ます。このツール、改めて紹介するほどの物でもないのですが、知らなければ一度使ってみると良いと思います。とにかく、たまにしか再インストールをしない場合など、色々準備事項を忘れてしまう場合に重宝するかと思います。
酷いファーストインプレッション
さて、Windows 10を手持ちの実機で試したかったのですが、すぐに入れられるのが放置されているAcer AspireOne AO751-Bk26だったので、これに入れてみました。第一世代Atom Z520で、元はWindows XPのマシンです。シングルコアなマシンで非常に非力。Windows 8.1も相当にきつい(主に描画がもたつく)のですが、Windows 10もその点はあまり変わらない感じです。但し、GMA500ドライバ(Vista)を入れれば、Huluの動画は問題なくSpartanで見る事が出来ました。
正直、先日の中華タブの方が数倍良いです(;´Д`)。まさかいないと思いますが、アップグレードを考えている人は、諦めて新しいマシンを買った方が良いですよ!