不健康なIT戦士を健康的にするアレの話 – 第13回まどべんよっかいち勉強会

WP_20151010_13_18_22第13回まどべんよっかいち勉強会で、「不健康なIT戦士を健康的にするアレの話」というタイトルで登壇してきました。
今回の会場は、別の部屋でニコニコNTもやっていたので、ちょっとびっくりしました。

内容ですが、今回はIT技術の話からちょっとだけ離れて、健康の話をしてきました。たまにはこういう話も刺激になっていいんじゃないかな~的な感じです。こういう方面も、ちょっと掘り下げて調べると、色々なことが分かって面白いです。

今回のセッションはLTだったのを無理やりショートセッションぐらい使ってしまった(ごめんなさいごめんなさい)のですが、まだまだ盛り込んでいない要素があります。希望が多ければ、どこかで完全版をやろうかなと思っています。


オリジナルスライドはこちら: 不健康なIT戦士を健康的にするアレの話.pptx

旧環境で、もはやDVDを使わない – Windows 10をISOイメージからインストールする

DVD小ネタです。最近のUEFI対応BIOSではなく、少し前のPCに対して、Windowsを素からインストールしたい場合、一番安全なのは USB DVDドライブから起動する事でした。しかし、DVDはメディアをDVD-Rに焼く必要があって面倒です。今回、Windows 10 Insider Previewを旧式のPCにインストールする際に、いい加減USBメモリからインストールしたいという欲求で、調べなおしたのでメモしておきます。

今頃か!という気も、自分でもするんですが (;´Д`)、以前はUSBメモリからブートさせてインストールをするには面倒な手順が必要で、DVD-Rメディアもそれほど高くなかったこともあり、必要に応じて焼き直して使っていたからです。


UNetbootinはダメ

unetbootinサクッと検索すると、最初に見つかったのがコレ。

UNetbootin

UNetbootin allows you to create bootable Live USB drives for Ubuntu, Fedora, and other Linux distributions without burning a CD. It runs on Windows, Linux, and Mac OS X.

これは発想がちょっと面白く、Linux等のディストリビューションをダウンロードしてUSBにコピーするまでを、全部やってくれます。オプションとしてISOイメージをUSBにコピーする事も出来ます。残念ながら、サイトにはっきり書いてない通り、これを使ってWindowsのISOイメージからブート可能なUSBメモリを作る事は出来ませんでした(正常終了しますが、ブートしません)。


本命 Windows 7 USB/DVDダウンロードツール

isoimager1マイクロソフト純正にこのようなツールがありました。

Windows USB/DVD Download Tool

CodePlexでソースコードも公開しています。また、日本語版もありますね。インストールして起動すると、ISOイメージを選択できます。今回はWindows 10 Insider Previewのx64版を選択。ちなみに、こちらで登録する事で、ダウンロードできます。

isoimager2次に、インストール先のUSBメモリを選択します。まあ、スクリーンショットを見ての通り、何も難しい事はありません。

isoimager3USBメモリはフォーマットされます。中身が必要な場合は、事前にバックアップしておきましょう。

isoimager4と、このように、非常に簡単にUSBメモリでブートするWindowsメディアを用意出来ます。このツール、改めて紹介するほどの物でもないのですが、知らなければ一度使ってみると良いと思います。とにかく、たまにしか再インストールをしない場合など、色々準備事項を忘れてしまう場合に重宝するかと思います。


酷いファーストインプレッション

fiwin10さて、Windows 10を手持ちの実機で試したかったのですが、すぐに入れられるのが放置されているAcer AspireOne AO751-Bk26だったので、これに入れてみました。第一世代Atom Z520で、元はWindows XPのマシンです。シングルコアなマシンで非常に非力。Windows 8.1も相当にきつい(主に描画がもたつく)のですが、Windows 10もその点はあまり変わらない感じです。但し、GMA500ドライバ(Vista)を入れれば、Huluの動画は問題なくSpartanで見る事が出来ました。

正直、先日の中華タブの方が数倍良いです(;´Д`)。まさかいないと思いますが、アップグレードを考えている人は、諦めて新しいマシンを買った方が良いですよ!

WordPress-ja on Git

wpe

WordPress日本語版を配布しているサイトの配布アーカイブをスクレイピングして、自動的にGitリポジトリを構築するコードを書いたので、GitHubで公開します。このコードと、実際にこのツールで生成したGitリポジトリも公開したので、勝手にforkやcloneしてやってくださぃ。

SourceTree見て分かる通り、差分が一目瞭然です。バージョンタグを打ってあるので、保守しているバージョンからブランチを切って、独自に弄った部分を自分のリポジトリで管理して、かつ新しいバージョンの差分も容易に取り込めます!

以下、README.mdのコピーです。


お品書き

  • このリポジトリは、WordPress日本語サイトで公開されている正式版のWordPressパッケージを、バージョン毎にGitにコミットしたものです。
  • 公開されているファイルは、配布ページから取得しています。zip形式を展開してコミット・タグ付け、を繰り返して生成しています。
  • 今の所、ベータやRCは含めていません。
  • ファイル群のフェッチとコミットの生成には、私が作ったCenterCLR.WordPressJaRepositoryGeneratorを使用しています。残念ながら私はPHP使いではないので、コードはC#です。
  • fork、clone等ご自由にどうぞ。新しいバージョンが公開されたら、新しいコミットを追加する予定です。
  • 当然ですが、PullRequestは受け付けませんw ワークフロー的に残念ですが、修正依頼は本家に直接して下さい。

補足

  • 私が対応しているリアルお客さんへの対応が、いい加減面倒になってきたので、ツール一発でGitのリポジトリを生成できるようにしました。
  • 使い方としては、GitHubでそのままforkして使うか、プライベートリポジトリをメインに、リモートとしてこのリポジトリを追加してfetchし、そこからブランチやマージをすると、とても幸せに管理できます。
    お客さん毎・更にバージョン毎など、好きにブランチ切って修正入れれば、本家がバージョンアップした時も、マージがとっても楽です。
    更には、ホスティングマシンでGitクライアントが使えれば、展開も超簡単になりますね!
  • 本当はen本家とja本家が全部Gitでやってくれたら、作る人も使う人もすごく楽が出来ると思うんだけどなぁ… ここでこういうリポジトリを公開しても、「本家じゃないから」とか思われそうだし。
    ちなみにen本家はGitリポジトリを公開していますが、これってSubversionのmirrorなんですよね。これも凄く残念感漂う…
    そんなわけで、ツールも公開しておくので、どうしてもプライベートリポジトリで閉じたい場合はこれを使って下さい。

Windows Server 2012 HYPER-V の嬉しい機能

ここ一週間、Windows Server 2008R2 のサーバーがディスク障害で逝かれて大変だった。

RAID1+毎日バックアップでハードウェア障害の問題は無いのだが、問題はバックアップの内容だった。HYPER-VのゲストOSに、物理ディスクを直接接続していると、保存状態(バックアップ時にVSSがVMを保存状態にする)のVMを復元できなくなる。

もちろん、完全に同一のハードウェアを用意すれば復元できるのだろうが、障害時には決まってそういう事が期待できないものだ。結局、個々のファイルとしてVMイメージは復元できるのだが、どうやっても新しい環境では認識させる事が出来ず、DCはお亡くなりになった(DCって言っても自分だけで使っているような物だからまだ良いのだが)。

たまたま、業務にクリティカルなVMはそういうしがらみが無かったので復元出来たので、駄目だったVMは完全に放棄し、Windows8の事もあって、HYPER-Vホスト・DC等を2012にアップグレードした。

で、こんなことは二度と御免なので、耐障害性を考えてVMを再編することにしたのだが、調べているうちに、2012のHYPER-VはエクスポートしていないVMイメージもインポート可能になったそうで、感涙やらショックやら。2008R2で出来ていれば!!!

Virtual Server 2005やVirtual PCでは出来てたんだよな。ファイルコピーのバックアップが。

これで、安心してWindows Serverバックアップで「ベアメタル回復」が使えそうだ。これの検証もしておく必要があるな。

Outlook 2010 から Outlook.com への移行 (3)

あれから、個人・会社のメールをすべてOutlook.comに移行した。と入っても、ドメイン3個分だが。
自分のメールアドレスをそのまま使えるのは、大変便利だ。

ところで、移行後に新規にメールアドレスを増やしたくなったらどうすれば良いのだろうか?
前の記事でも書いたが、現在のOutlook.comの新規アカウント作成画面では、自分のメールアドレスを指定出来ない(ほにゃらら@outlook.comにしか出来ない)。
以前は自由に指定できた気がしたのだが… と思っていたら、Outlook.comから新規アカウント作成を行うとこうなるようだ。以下のリンクから登録すれば、自分のメールアドレスで登録出来る。

新規登録 – マイクロソフトアカウント

しかし、だ。この登録画面から登録を行った場合、メールアドレスの有効性を確認するために、メールアドレスに対して確認メールが送信される。通常の使い方であれば、これは当然の処理であり、送られてきたメールのリンクをクリックして認証が完了する。

だが、Outlook.comで独自ドメインをハンドリングしていると、これで「鶏と卵」が出来上がる。これからメールボックスを作ろうとしているのに、そのメールアドレスに対して確認のメールが送られてしまう(当然、読めない)。だから、事前にすべてのメールアカウントを移行しておく必要がある、と書いた。

実は、前回のWindows Liveアドミンセンターの管理画面に、新しくメールアドレスを追加する画面がある(これは、独自ドメイン委譲の手続きが完了するまで表示されない)。

つまり、独自ドメインをOutlook.comに移行した後は、この画面からアカウントを追加すればいい。簡単だ!
管理アカウントに紐づけられたユーザーだけが、アカウントの追加・削除を行えるので、管理者にも優しい。

判っていれば、「何をいまさら」なネタではあるし、移行開始前までは、どこかにこのような管理画面があることを期待していたのだが、現在のOutlook.comとWindows Liveのシステム統合が(特にユーザーインターフェイスが)、中途半端で非常にわかりにくいために、まったく気が付かなかった。時間の経過とともに、ここも改善されていくだろう。


ところで、元のネタはOutlook 2010からの移行なので、その件をメモっておく。

Outlook ExpressなどからOutlook.comへの移行には、専用の移行ツールがあるが、Outlook 2010からの移行ツールは無い。では、どのようにすれば良いかだが、Outlook 2010にはHotmail connectorというアドインが存在する。

Microsoft Office Outlook Hotmail Connector の概要

これをインストールしてサインインすると、Outlook.comのメールボックスを直接Outlook 2010内にマウント出来る。

Hotmail専用ではないのか?と思うが、実はOutlook.comのバックエンドはHotmailそのままか、あるいはインターフェイスが同じであるようだ。実際、HotmailアカウントをそのままOutlook.comに移行できるし(最近は、「Outlook.comを試す」という表示が出る)、Outlook.comのアカウントをHotmailにダウングレード(?)も出来る。

さらに、iPhoneからHotmailコネクタで直接Outlook.comのアカウントに接続できることも確認した。どうもプッシュ通信にも対応しているようで、メール着信が瞬時に通知される。これは良い。

Outlook 2010に話を戻すと、これでOutlook.comのメールボックスと、従来のメールが行き来できるようになったので、後は従来のメールのうち、必要なものをOutlook.comのメールボックスにドラッグ&ドロップで移すだけ。
(忘れず、溜りに溜まった迷惑メールも移行する。SPAM学習ネタになるだろうか?)

ただし、操作は簡単だが、移動には死ぬほど時間がかかる(結局一日がかりだった orz)。あまりに多いメールを一度に移動しようとすると刺さる、など、やや不安定な部分もあるので注意。この際、必要なメールだけ移動して、後はPSTファイルでバックアップするか削除するなど、整理しても良いのではないだろうか。

さて、これでとうとうメールサーバのNetBSDを止める時が来たようだ。Windows 8への準備はまだ一つ大きな壁(移動ユーザープロファイルの廃止)があるのだが、一つ重荷が減った思いだ。

Outlook 2010 から Outlook.com への移行 (2)

のらりくらりやろうと思っていたら、MXレコード更新の時点で「こいつはすばやくやらないと!!」って状態になってしまったので、本腰を入れることに :-)
とりあえず、結論としては「できました」。


手順1:
あらかじめ、Outlook.comのアカウント(正確にはマイクロソフトアカウント)を取っておく。

Outlook.com サインイン

現在は、自分のメールアドレスで直接アカウントを生成できないようだ。一旦適当なアカウント名で取得し、「メールアドレスの更新」で、ターゲットとなるメールアドレスに変更する。その際、自分のメールアドレスに確認メールが送信されるので、現行のメールサーバからメールを確認する必要がある。


変更が完了したら、念のためサインインして確認する。
メッセンジャーなどのLiveクライアントを使用している場合は、それらも再度サインインし直しておくこと。アカウントは”Windows Live ID Sign-in Assistant”サービスで管理されており、移行前と後の混在状態だと、思わぬ問題が発生する可能性がある。

※重要
以降の手順を実施する前に、必ずドメインに含まれるすべての現存メールアドレスのアカウントで、Outlook.comのアカウントを取得すること。上記のように、直接自分のメールアドレスでアカウントを取得出来なくなっているので、後からメールアドレスを変更しようとしても「鶏と卵」状態になってハマる。


手順2:
Live.comのドメイン管理画面にアクセスし、メールドメイン管理委譲の手続きを行う。

Windows Live アドミン センター

「www」とか先頭に書いてあるが、気にするな :-)

ここで割り当てるドメイン管理者は、以下の設定を管理するためのアカウントであって、メールアドレスとは直接関係はない。

これでOutlook.com側は準備出来たので、ドメイン管理側のレコードを修正する。うちでは、Dyn.incを使っているので、以下のような管理画面でMXレコードとTXTレコードを指示通りに変更する(TTLはわざと600にしてある)。

この後、ドメイン管理画面の「更新」をクリックし、Outlook.com側でも変更が認識出来たことを確認する。
これで、すでにメールはOutlook.com側に配信されているはずだ。

Outlook.comにメールアドレスのアカウントでサインインし、メールの送受信が出来ることを確認する。
ここまでで、もっとも懸念していた技術的な課題はクリア。後は既存のメールデータの移行だ。

つづく。

Outlook 2010 から Outlook.com への移行 (1)

重いネタだが、いつかは取り掛からなければならないと思っていた。

現在はOutlook 2010を個人メールアドレス(IMAP4/NetBSD)と外部プロバイダ(POP3)で使っている。
もともとはExchangeでやっていたのだが、管理が大変過ぎて諦めた(SIPがTCPベースでオワタ感があったのも理由だが)。

で、最近ThinkPad X201sを購入した。LAN接続している時やWifi経由でVPNしている場合は良いのだが、こういう場合にWindowsドメイン参加がネックになってしまう。おまけに(非推奨を承知で)Outlook.pstをユーザーフォルダに置き、これをADのフォルダリダイレクトで共有フォルダに入れているため、ネットワーク接続が切れていたり不安定だったリすると、使い物にならない(壊れてしまう恐怖もある)。

そこで、メールについては、フロントエンドをOutlook 2010で使うにしても、何かクラウドソリューションに移行する必要があると、常々考えていた。VPSのようなサービスでIMAP4でもいいわけだが、自由な時間がどんどん減っているので、(金を払っても)SaaSだろうかとも考えていた。

一番候補に挙がったのはOffice360だが、実際、何も下調べはしていないので、満足できるかどうかはわからない。
そうこうしているうちに、件のOutlook.comが立ち上がった。とりあえず、アカウント名で辛酸を舐めるので、サインアップだけはした。

Gmailのおかげか、昔なら「超ニッチ」と思われていた技術的な課題は、問題なくいけそうだ。

・ネイティブクライアントからの接続。IMAP4やPOP3でアカウントにアクセス。今や当たり前の機能。
 IMAP4に入れ込んでいるわけではないので、もっとタイトに接続できる方法があるなら、なおの事よい。
 Outlook 2010向けにコネクタがあるかな?
・外部プロバイダからのメール取り込み機能。昔風に言うなら、fetchmailもどきか。
 これで、度々認証に失敗するぐうたらな某GM○に直接つながなくて済みそうだ。
・自前ドメインのネームサーバーにMXを指定してOutlook.comに取り込ませる。
 これはまだよくわからない。現状のIMAP4は自前ドメインで、自前サーバなので、これが出来ないとネタとしてはボツになる。Gmailでは出来る?

Gmailでやったら?と言われそうだが、個人的に情報の一極集中に良い思いがないのと、Googleが欲しいのはメールデータであることははっきりしているので、避けようと思う。

#加工するにしてもしないにしても、Googleの収入源はほとんど「情報」であり、それをネタに上場しているから自明(行動はほとんど確信犯だし)。
#MSももちろん上場企業だが、MSは今のところは情報だけが収入源ではない。情報収集が0とは思わないが、プロジェクトの(情報吸い上げの)本気度も、自ずと違ってくるだろう。
#どうしても嫌になったらOffice 365に移行すればいい。どのみち、絶対的な無償なんて存在しない。

さっそく判明した問題が一点。Office Outlookラインからは、今のところ直接メールデータを移行する手段がない。Outlook Express・Windowsメール・Liveメールからは、プラグイン導入で移行出来るようだ。別のルートを探さなければ…

Windowsインストール時に、USB Floppy Driveが認識されない

備忘録。

Windows XP・Windows Server 2003世代で、RAIDドライバなどの追加ドライバを F6 キー押下でインストールするとき、パーティション・フォーマットの操作は出来るようになるものの、Windowsファイルのコピー開始直前に、ドライバの入ったフロッピーが認識されなくなる事がある(ディスクを挿入するように表示されて先に進まない)。

前々から変だなと思いつつも、(レガシーな)FDDを接続してやり過ごしてきたが、もう最近のMBにはFDDインターフェイスが無い。少し検索しても、F6キーを押下して読み込ませる、で終わっている記事が多く、どうもおかしい。

今日、遂に原因がわかった。

Windows XP のインストール処理中に大容量記憶装置ドライバーをインストールする F6 キーを押すと接続されている USB フロッピー ディスク ドライブが動作しません

持っているFDDはバッファローの2倍速FDDで、FD-2USBという型番だ。これは2倍速FDDが「いまさらこの値段で買うのもなぁ」と思っていた頃に、ジャンク屋で安く売っていたので入手したもので、USB接続で普通に使うにはまったく問題が無い。
で、IDは「USBVID_054C&PID_002C」であった。

対処方法はいろいろ考えられるが、これのためだけにDriver DiskをWindowsセットアップに統合するのもばかばかしいので、TXTSETUP.SIFをいじって直すことに。もともと存在するエントリ「USBVID_054C&PID_0023 = “usbstor”」の行を複製して追加し、「PID_0023」を「PID_002C」に変更。

その後、Bootable DVDとして焼いて、インストール完了。

ユーザーインターフェイスとシステム雑記だらだら

Windows 8(仮称)が発表され、MSDNサブスクライバダウンロードからプレビュー版をダウンロードできるようだ。

#今ダウンロード中。
#Akamaiのダウンローダも少しはまともになって、キューに入れたダウンロードタスクの殆どは
#同時並行でダウンロードするようになったようだ

Windows 8でMetroインターフェイスが導入されるのだが、心配している点がある。

Windows 2.1 (!) で「プログラムマネージャ」と「ファイルマネージャ」が導入された。
この時に「なんてダサいインターフェイスだ」と思った。
DOS世代のアプリケーションランチャーとファイラーをそのまま実装しただけだった。
Finderの足元にも及ばなかった。正直、「これが未来か!」という気は全くしなかったものだ。

なんという名前だったか忘れたが、Finderもどきのユーティリティがあったりしたが
結局純正ではなかったので、広まることもなかった(詰めも甘かった)。

DOS5で導入された「DOSシェル」も、結局は薄皮かぶったドブネズミ状態だったわけで、
もっと根本からリソースを共有するための、優れた手段を提供しなけれなならないのにと思っていた。
UNIXはその点では優れていたが、現代のUNIXクローンもまたそこから脱することは出来なかった。

#未だにshとcshの延長でしかないし。
#その世界で完結する作業をしている分にはすばらしいが、
#多様化するユーザーインターフェイスを一元的に扱う機能は提供されていない。
#シェルの強みはパイプラインとジョブコントロールだと思っているので、
#それを超える操作は、独自ライブラリ・独自APIの世界にならざるを得ず、
#突然相互運用性と応用性を失う。

私がどうもAndroidにもiOSにも萌えないのは、あのメニューがプログラムマネージャに「クリソツ」だからかもしれない。
(見た目はきれいだけど)

Windows 95で「エクスプローラ」が導入された。
ファイルセントリックで、コンテキストメニューで操作を提示できる点は進んだと思う。
しかし、「デスクトップ」と「マイドキュメント」の概念がダメダメだ。
ツリーでディスクとフォルダ構成を見せている以上、内部の構造がそのまま素直に見えるようにすべきだったと思う。

あれがひっくり返っている(デスクトップがすべての起点にある)のが諸悪の原因だ。
技術者ではないユーザーは、あれのためにコンピューターの中のイメージが持てなくなってしまった。

「ここのデスクトップは、実はこのフォルダの中のここが見えているんですよ」
「???」

何回こういう説明をしただろうか…
未だに、マイドキュメントの位置をDドライブに移動するという説明を理解してもらえないことが多い。
(メーカー製のPCはせっかくパーティションがわけてあっても殆ど無意味なのだ)

ユーザーの学習曲線について考える責任者がいなかったのだろうか、或いは分かっていてやっているのか。
デジタルディバイドという言葉があまりはやらなくなったが、「デジタル音痴」はいまだ多数を占める。
こういう層の人ほど、コンピューターの応用方法を早く習得できる必要があるのだ。
そのためには、ただでさえ分かりにくい「コンピューター」を、更に理解不能にする要素は排除する必要がある。

UNIXのシェルは多少ロジカルな思考が必要だが、一度理解すれば応用力はどんどん伸びていく。
Windows環境ではこういう経験はほとんどない。環境どころかAPIも一貫性が無いおかげで苦労する。
そしてGUIの世界が一般的になった時、UNIXクローンも同じような問題を抱えるようになった。
(向こうはもっと激しいよね。コミュニティがどんどんAPIを変更していくから、ついていく気が無いと難しいし、
基本的にデベロッパ向けだから一般人は知る事すらかなわない)

Windows Phone 7.5のMetroインターフェイスには少し期待している。

「一から作った」ということは、過去のWindowsの文化を全て捨てて考えることが出来たと言う事だ。
iOSのおかげ(?)で、本来ならMS Labs内で終わるようなプロジェクトにゴーサインが出たわけだ。

Peopleハブは正に、「Peopleセントリック」ということだろう。
新しいデバイスであるからこそ、既存のデバイスを打ち破る「文化」が無いと魅力を感じられない。
進化が無いなら、今までの環境で十分。新しいデバイスに投資するなら、それだけの価値がないとね。
(価値は個人によるので、他人はどう感じるかは別の問題。見た目カッコいい!で選ぶのもアリだろう)

Windows Phoneという小さいデバイスであまり夢を見ることもできないが、いっそ「メタセントリック」を扱えるように出来れば、
OSの応用性に未来が見い出せるのではないかと思う。
Windowsのメインプロダクトが目指してほしいところはここだ。
だが、Windowsのメインプロダクトは過去を捨てることが出来ない宿命にある。
Metroインターフェイスを導入すると言っても、それはつまりは「新しいプログラムマネージャ」ではないかという気がする。

ラップインターフェイスの成功例として、.NET Frameworkは良くできていると思う。
周りからの色々な圧力(?)に屈せず、よくあそこまでの完成度にたどり着いた。
しかし、当初検討されていた、Windows自体を.NET Frameworkで再構築するという大胆な案は、もう実現しそうにない。
それが本当に良い事かどうかも分からないが、マイクロソフトがその案をフェードアウトしたということは、
夢は見れたかもしれないが、やはりそれだけでは「商売」にならないということだろう。
それはつまり、まだしばらくはWin32とWDMからは逃れられないと言う事だ。
そうなると、新しい機能はすべからく「ラップインターフェイス」となる。

Windows 8のMetroが、「羊の皮をかぶったドブネズミ」でなければいいのだが。

#インターフェイスが「切り替わる」という点で、もうすでにアレ感が漂っている…

Windows 8はともかく、Windows Phone 7.5で「儲ける」のはまだ先かな。
でも、今のうちにかじっておくと幸せになれるかもしれない。アイデアがあれば!

#シェルと言えば、PowerShellを必要に迫られて多少弄ったが、どうしても「できそこない」感がぬぐえない…
#パイプラインが、テキストストリームから卒業した点は評価している。
#.NET Frameworkがもっと早く完成していて、同時にPowerShellがリリースされ、
#標準のシェルがPSになっていれば、もうちょっと印象がちがっていたかもしれない。
#でも、シェルコマンドのライブラリ作成がスマートじゃない。なんか異端な感じがするんだよな。
#よく頑張ったとは思うけどね。
#そういう印象は、Exchangeのコマンドレットを見ると特に強く感じる。
#PS使います・コマンドレットです、って言うだけで、応用性無いじゃん。
#あんな大量のコマンドレット、専門職じゃないし使えないって。バッチファイルと何が違うのさ?w

新しいVAIO Z

ソニー「VAIO Z VPCZ21AJ」

うーん。どうかなぁ。

そもそも高速GPU欲しい人が、「分離した」ノートを欲しいと思うだろうか。
それなら最初からパワフルなデスクトップと薄型ノートの方が使い出と自由度があるだろうし、出先でGPU欲しい人は結局GPU内臓ノートを買うのでは?

#光リンクでPCI Expressのブリッジが実現できたとか、技術的なチャレンジとしては
#面白いかもしれないけど。でも、「分離できます」よりも「内蔵できませんでした」
#に思えてしまう。
#売れるつもりで作ったんだよね? :-P
#いずれにしても、何とかタイマーを信じてるので、買うことはないのであった…